こんにちわ!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、シャッター塗装についてお話しさせて頂きます。
♦︎雨戸(シャッター)塗装とは?
外壁塗装をする際、雨戸(シャッター)も一緒に塗装してもらった方が良いのでしょうか?
1 雨戸塗装の流れ
雨戸には、スライドして仕舞い込むタイプが一般的ですが、シャッタータイプもあります。雨戸(シャッター)は大体スチールで外側はアルミです。
基本的に雨戸(シャッター)への塗装は、金属ですので塗装しづらく、とても時間と手間がかかります。
通常刷毛で塗装しますが、雨戸の溝の一本一本を塗り込んで行きます。
端の方を最初に仕上げて、それから真中を塗装していきます。
一枚づつ塗っていきますので、下塗りの錆止めだけでも一枚20分程かかります。
下塗りの錆止めは3時間ほどで乾きますので、それから中塗り上塗りを行っていきます。
ですので、刷毛で塗るよりも吹き付けた方が早いので、雨戸の枚数が10枚以上ある場合は、吹き付け塗装を行います。
2 雨戸の塗装時期
雨戸に赤いサビが出てきたり、表面がくすんできている様であれば、塗装時期と言えます。
ですが、あまり汚れていないように見えても、塗装するとピカピカになって綺麗になり、きっとご満足頂けるはずです。
キッカケとしては、外壁塗装をするタイミングで「ついでに」やってもらうのが価格的にも良いと思います。
もちろんシャッターだけの塗装でも、かなり低料金で受ける業者もたくさんいると思いますので、是非プロの職人に任せた方がいいと思います。
3 雨戸塗装の耐久性について
雨戸塗装の耐用年数としては、金属に塗装する為それ程長くはもちません。
しっかりとした錆止めや下処理をする事によって長持ちします。
それでも大体5年程です。
外壁塗装の耐用年数は10年15年と言われている中、雨戸塗装の塗り替えサイクルは早いと言えます。
ただし、耐用年数が5年といっても10年もっている雨戸もありますし、環境にもよりますし下処理によっても大きく違います。
4 雨戸、シャッター塗装の3つの疑問
刷毛塗りと吹き付け塗装はどちらが良い?
どちらにも言える事ですが、塗着量が多ければそれだけもちますので、刷毛で塗るのと、吹き付け塗装とで塗着量を考えて塗装すればそれ程違いはありません。
塗着量が薄いと塗装としてのもちがよくありませんので、吹き付け塗装の際に注意しなければいけません。
塗料はアクリル、ウレタン、シリコン等たくさんありますが、雨戸に塗るのは一般的にウレタン塗料になります。
ウレタン塗料でも金属部や木部専用の塗料を使用します。
外壁に塗る塗料は、「ドロっ」としていますが、雨戸に塗るウレタン塗料は「サラサラ」しています。
サラサラしている塗料じゃないと、金属には馴染みませんのでウレタン塗料が雨戸(シャッター)に最適な塗料になります。
5 防カビ性塗料を使用した方が良い?
雨戸は大体南側、東、西側にしか設置してありません。
苔やカビが生えるのは圧倒的に北側が多いです。
こういった事から、雨戸に対して防カビ性塗料は必要ないと言えます。
6 シャッタータイプの雨戸は塗装しないほうが良い
ガラガラっと上に仕舞い込むシャッタータイプの雨戸には塗装はしない方が良いです。
擦れて折角塗った塗料が剥げてしまいます。
横にスライドして仕舞い込むタイプの雨戸は擦れる事も少ない場合が多いので、塗装をオススメします。
7 最重要ポイントの下地処理について
外壁塗装も雨戸シャッター塗装も、下地処理が最も重要と言えます。
下地処理は下記順番で行います。
1・ケレン処理(雨戸表面をサンドペーパーで「目荒し」する)。
2・雨戸が錆びている場合 ⇒ 錆止め、サビ落としの意味合いの下処理後上塗り。
雨戸が錆びていない場合 ⇒ 密着性向上プライマーを塗って上塗り。
大抵の雨戸は錆びてはいませんので、密着性向上プライマー後に上塗りという流れになります。
プライマーも錆止めも両方に言える事ですが、塗料の吸い付きが良くなります。
吸い付きが良いという事は、塗料が剥がれにくいという事で、長持ちに繋がります。
ケレン処理も手作業で行いますのでかなりの手間になります。
外壁塗装も雨戸シャッター塗装も腕の良い職人を見極めて、依頼する事が最も重要です。