トタン(鉄板)は、粘土瓦と同様に古くからある屋根材の一つです。

新しい家屋の屋根に使われることが少なくなってきましたが、安価な屋根材として「簡易施設や倉庫」などで今も活躍しています。

今回は、そんなトタン屋根のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

 

1 トタン屋根の特徴は?

トタン屋根とは、亜鉛をメッキした鉄板を重ねた屋根材で、板金と木材(心木)が組み合わさっている「瓦棒屋根」や波型に加工された「波トタン屋根」などがあります。

<メリット>

低勾配屋根に使える

通常は雨漏りを防ぐために屋根の勾配を大きくするケースが多いのですが、トタン屋根は継ぎ目が少ない鉄板なので、低勾配の屋根でも使用でき、雨漏りがしにくいのが最も大きなメリットです。

屋根材が低価格

トタン屋根は、他の屋根材に比べて価格が低いので、費用を抑えたい建物(倉庫・車庫)によく使われています。

塗装しやすいので、手軽に好きな色に塗りかえることができるのもメリットといえるでしょう。

<デメリット>

耐久性に劣る

鉄板なので「錆や腐食」が起きやすく、耐久性に劣るのが大きなデメリットです。

一度錆びるとそこから腐食が進行するので、雨漏りの原因になります。

劣化を防ぐためには、こまめな塗装によるメンテナンスが必要となります。

断熱性、遮音性に劣る

また、「断熱性に劣る」ので、夏場は室内温度が上がるなど、快適な室内環境が維持できないのもデメリットです。

住宅にエコが求められている現代において、時代に逆行する屋根材といえるでしょう。

さらに音を吸収しないので、雨音など外部の音が直接響くのもデメリットです。