こんにちわ!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、パテについてお話しさせて頂きます。
♦︎パテ作業の役割
1 パテは使い所を間違えるとほぼ確実に割れてしまいます
凸凹をなくすのに役立つパテ
隙間を埋めたり補修するのに使うパテには室内用と屋外用があるのですが、一般的には湿気のない屋内、内装工事で使われることが多いと思います。2液型のパテであれば外でも使えますが、基本的にパテは水性のものが多く水との相性があまり良くないので、外壁にパテを使ったら必ず塗装します。
塗装職人がパテを使うのは凹凸をなくしたいとき。板の継ぎ目などにパテを使います。パテは硬くなるので割れやすいという弱点があります。したがってパテは可動部には向いていないので、しっかりと動かない部分に使い、なおかつ凹凸をなくしたいときに活躍します。このため、例えばモルタルの壁にパテを打つとせっかくの表面の凹凸がなくなってしまいますから、やはり段差を埋めたり隙間をなくしたりするのがパテの役割になります。いくつか継ぎ目のある壁でもパテで埋めて塗装すれば、継ぎ目のない新しい壁に生まれ変わらせることができます。
2液型のパテであれば厚みを持たせることもできるので、逆に段差を作ることも可能です。へこんでしまった所を盛り上げたり、使うパテによって自由度が変わってきます。
シーリングにパテを塗るのは御法度!
内装メインの塗装職人にとってはパテはあって当然のものですし、外装メインの人にとってはあまり出番はないけど必要に応じて随時使うものです。パテはシーリングとは違って塗りにくいということはありません。ただし、性質をよく知っておく必要があります。シーリングの段差が気になるからと言ってパテで埋めてはいけません。シーリングは柔らかいので、硬くなるパテを乗せればいずれ割れてしまいます。硬い物と硬い物の間であればパテが適していますが、硬い物と柔らかい物の間には使えません。したがって外装メインでやっている我々にとっては、扱いにくくはないのですが、出番はそんなに多くはありません。また、家は動くものです。地震だけでなく、トラックが近くを通っただけでも家は揺れるということを頭に入れておかねばなりません