おはようございます!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、ペットを飼われているご家庭での外壁塗装についてお話しさせていただきます。
♦︎外壁塗装でのペットへの大きな影響
建物のメンテナンスとして塗装工事を行う事は当たり前の事ですが、ペットが居るお宅では躊躇してしまう問題ではないでしょうか。
ペットが居るお宅で塗装工事を行う際、万が一ペットが塗料の臭いで具合を悪くしたり塗料を舐めた事を考えると、とてもじゃないけれど塗装工事を行う事が出来ないと思うお宅も少なくありません。
ペットと暮らすお宅にとっては、ペットに余計な負担を与えず生活していきたいものです。
皆さんが想像する塗料と言えば、シンナー臭が酷くて顔をしかめてしまう程の臭いがする塗料ではないでしょうか。
そのような溶剤塗料が主流で使われている時代は、ペットの不具合が起きてしまう事が少なくありませんでした。
1 有害物質はペットに異変を与えてしまう
昔の様なシンナー臭が酷い溶剤の塗装は、たちまちペットに不具合が起きる事が多くありました。
塗料によるペットへの影響は、下記のようなものが挙げられます。
酔っぱらったような感じになる
ペットの目が座ってしまい、酔っぱらったような雰囲気になってしまう事があります。
腰が抜けてひっくり返ってしまう猫や犬も居ます。
怒りっぽく吠えるようになる
犬の場合は今まで吠えていた雰囲気とは違い、まるで怒っているかのようにワンワンと過剰に吠えるようになり、飼い主でも恐ろしい程の状態になってしまう事があります。
皮膚炎になった
塗装工事を行った後に皮膚炎になってしまう事があり、見るも無残な状態になってしまう事があります。
食欲減退
まるで風邪をひいたようにぐったりし、うずくまって食事もロクに食べられなくなってしまいます。
塗料を舐めた事で最悪な状態に
塗料を舐めてしまったばかりに、そのまま帰らぬ事になってしまったケースは少なくありません。
このように、塗料はペットに大きな影響を与えてしまいます。
ペットがこれらの症状になってしまう大きな原因は、溶剤の中のVOCに含まれている芳香族炭化水素の影響です。
その為、溶剤配合の塗料をペットの近くで使うと必ず酔っぱらったり異常な反応をするなどの症状になってしまう事になってしまいます。
そのような厄介な状態にならないよう、安全性の高い溶剤が含まれていない塗料を選ぶようにしなければいけません。
ペットに余計な負担を与えないよう、塗料や施工や管理方法を考えて塗装工事を行うようにしましょう。
2 ペットに与える塗料の恐ろしい成分VOC
ペットに害を与えてしまう塗料の成分は、溶剤の中に含まれているVOCです。
VOCとは、揮発性有機化合物の略です。
シンナー等に含まれている成分であり、これらの成分が挙げられます。
・トルエン
・キシレン
・酢酸エチル
・ホルムアルデヒド
・クロルピリホス
・ベンゼン
・スチレン
等、厚生労働省では13物質の指定をしております。
一般的に言われる「有機溶剤」という物です。
VOCは様々な物に含まれていますが、中でも塗料に含まれているVOCの排出量は物凄い量です。
今現在の塗料はVOCの規制が厳しくなり、VOCを一定の量しか含まないF☆☆☆☆の塗料が大半となりました。
その為、このようなVOCの排出量よりは激減しております。
更に、使われる塗料の殆どが水性になりましたので、外部であっても内部であってもペットへのVOCでの余計な負担はかかりにくくなりました。
しかし、現在の優秀な塗料であってもペットへの影響が全くない訳ではありません。
なるべくペットに余計な影響を与えない塗料を選択し、人もペットも快適な生活に導くようにしましょう。