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モルタル外壁について 豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティー

おはようございます!

豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。

今回は、モルタル外壁についてお話しさせて頂きます。

♦︎モルタルとは?

昔と今では日本の街並みは大きな変化を遂げています。
高層ビルや高層マンションが建築されたり、モダンでスマートな建造物が完成したりするのは時代の象徴ともいえます。

住宅街においてもそれは同じです。昔は瓦屋根が多かったのに比べて、1970年代頃から洋風の一戸建てが多くなりました。そして、その時期に流行した外壁材が「モルタル」です。

今回は、モルタルをはじめとした住宅の外壁材の変遷とそれぞれの特徴やメリット・デメリットを解説していきます。

 

1. 住宅の外壁材の割合

住宅に使用される外壁材は時代によってトレンドが変わっています。
以前はモルタルが主流でしたが、現在ではサイディングの外壁が全体の7〜8割となっています。サイディングが選ばれている理由として、大きく4つのメリットが考えられます。

◼ 他の外壁材に比べ施工の手間がかからないため建築コストを抑えられる
◼ デザインが豊富
◼ 品質が安定している
◼ 工期を短縮できる

サイディングとは、「サイディングボード」とも呼ばれる板状の建材です。

その素材にはアルミやステンレス、セメントといったものがあり、同じボードでもタイプは異なります。建物の骨組みにこのサイディングボードを張り付け、ボードとボードの間はシーリング材ですき間を埋めていきます。

シーリング材とは、建築物の気密性・防水性を保つためにすき間や継ぎ目に使われるゴム状の緩衝材です。この部分は時間を経て劣化していくため、サイディング塗装を行う際に交換します。

1-1. 多くの住宅に用いられている窯業系サイディング

窯業(ようぎょう)サイディングとは、原料の8割がセメント、2割が繊維質・増量材で構成された外壁材のことです。現在、大半の住宅がこの窯業サイディングを使用しています。

デザインが豊富で、耐震性や防火性に優れていて、建築コストを抑えられるというメリットがあります。ベーシックなものからタイル調・石積み調・木目調など、好みに合わせて外観をデザインできることも人気の理由です。

 

●サイディング<金属系・非金属系>

◼金属系サイディング
表はアルミまたはスチール、裏には断熱材が貼られたサイディングです。
大変軽量で品質も安定しており、低コストというメリットがあります。
断熱・耐震・防水に優れる長所がありますが、金属という特性からサビや腐食、傷に弱く、衝撃で変形しやすいといったデメリットもあります。

 

◼非金属系サイディング
非金属系は木材やセメントなどを原料に窯で高熱処理をして製造されたサイディングの総称です。「窯業系」ともいわれています。最も広く使用されているサイディングです。さまざまな塗装ができ、水性・油性のどちらの塗料も使用可能です。湿乾伸縮に非常に弱いため、防水を施す必要があります。

1-2. 1980代まではモルタルが主流

モルタルは1980年代まで人気の外壁材でしたが、施工に手間がかかることから最近ではあまり使用されなくなっています。現在モルタルは、玄関や外構のアプローチやタイル壁の下地材、レンガを積み上げる際の接着剤として使用されることが多くなっています。

ただし、1960年〜1980年に建築された住宅ではモルタル外壁が多いのも事実です。
モルタル外壁には4種類あり、それぞれ模様や質感が異なります。

◼吹き付けタイル
1〜5ミリほどの厚さで3工程かけて吹き付ける複層仕上げです。仕上げの方法には「中粒仕上げ」と表面を押しつぶす「押さえ仕上げ」の2種類があり、それぞれ質感が異なります。

◼リシン
素材にはセメント系とアクリル系がありますが、主流はアクリル系です。リシンはアクリル顔料塗料のことで、外壁塗装には砂状の骨材を混ぜて吹き付けます。
砂の凸凹がつくため、下地がイマイチな場合でも覆い隠せるメリットがあります。水には弱いですが、通気性や透湿性に優れているのも普及したポイントです。

◼スタッコ
スタッコとは、リシン吹き付けを厚く施工したもので、外観は表面が凸凹でザラついているのが特徴です。リシンの3倍ほどの塗料を使うこと、また作業にも手間がいることから費用は高くなりますが、リシン仕上げと吹き付けタイルの両方の特徴を備えています。

 

2.モルタルとは?

モルタル外壁が普及した背景には、震災や戦災の歴史が大きく関係しています。昭和25年に建築基準法の前身となる法律が立ち上がり、外壁を防火仕様とすることが求められるようになりました。

それから一斉にモルタル外壁が広まり、住宅の洋風化が流行った昭和50年代に全盛期を迎えたのです。

では改めて、モルタルそれ自体にはどんな特徴があるのでしょうか。

 

2-1. モルタルの特徴

モルタルとは、セメント1に対して砂を3の割合で混ぜ、水を追加して練り込んだ建築材料を指します。セメントは、石灰石や石膏を焼いて粉末にしたものです。最近では「防水セメント」といって、防水性に優れたモルタルも存在します。

混同されやすいコンクリートは、モルタルの原料に加えて砕石や砂利が高い割合で混入され、強度設計されたものです。

モルタル外壁は何層かによって構成されています。もっとも内側に透湿防水シート、その上に「ラス下地板」という板が張られています。最後に防水紙をかぶせ、これに「ラス」という金属製の網を張ります。これによって垂直の壁でモルタルが密着しやすくなり必要な厚さを確保することができます。

モルタル外壁は仕上げの種類が豊富で、自由にデザインできるというメリットがあります。サイディングがボードとボードの間にシーリングの目地があるのに対し、モルタル外壁は目地がないため美しく高級感のある仕上がりとなります。

 

3.モルタルのメリット

モルタル外壁には、「昔の外壁材」「地震に弱い」というイメージが先行しているようで、誤解や過小評価されている部分があります。
ここでは、正しい情報をもとにメリットを挙げていきます。

3-1. 不燃性で有毒ガスを発生しない

昭和の時代にモルタルが支持されたのは、関東大震災や空襲でたくさんの木造建築が倒壊してしまったことが背景にあります。原料はすべて不燃性で「セメント」「砂」「水」です。万一の火災の際も、モルタルから有毒ガスは発生しません。

 

3-2. 簡単には破損しない

「台風」「竜巻」により飛来物が建築物に衝突します。モルタルはそのような力が加わった場合でも簡単には破損しません。

 

3-3. バリエーションが豊富

モルタルというと、「灰色(ライトグレー)」というイメージを持つ方が少なからずいます。しかし、実際には豊富な色や模様を選択することができるのです。
すでにご紹介した通り、仕上げの種類も4パターンあり、自在にデザインできます。

 

4.モルタルのデメリット

続いて、モルタルのデメリットを見ていきます。懸念される問題点はどこにあるのでしょうか。

4-1. ひび割れしやすい

モルタル外壁の第一のデメリットは「ひび割れしやすい」ということです。
「クラック」と呼ばれています。
原因はさまざまですが、経年劣化・乾燥・地震・地盤沈下の影響によるものです。クラックは現象の大きさや状態によって、2種類に分けられています。

◼ヘアークラック
・幅:0.3mm以下
・深さ:4mm以下

壁の内部の鉄骨が錆びることはなく、急いで補修する必要はありません。ただし、塗装を行う場合は、同時にクラックの補修作業が必要です。

◼構造クラック
・幅:0.3mm以上
・深さ:深さ4mm以上

ひび割れが大きいため、雨水の侵入率が高まります。そのままの状態にしておくと、建物内部が腐食したり鉄骨が錆びることがあるため、シーリング(目地材をクラックに充填する作業)で補修する必要があります。

 

4-2. チョークの粉のようなものが発生する

太陽の紫外線によって塗料の樹脂が劣化すると、モルタル外壁の防水性が失われていきます。壁を触ると、手のひらにチョークの粉のようなものがつきます。この劣化状態が「チョーキング(白亜化現象)」と呼ばれる症状です。

セメントが主成分のモルタル外壁は、防水性を失うと雨水を内部に侵入させてしまいます。チョーキングが確認されたときは、いよいよ外壁塗装が必要な時期と考えて良いでしょう。

 

4-3. 雨水の跡がつく

雨が降った跡が残っている外壁を見かけたことはありませんか。

これは窓や開口部に溜まった汚れが、雨水によって壁に流れることで起きる現象です。通称、「雨だれ」と呼ばれています。

住宅の耐久性には支障はありませんが、外観の美しさを損なうのは否めません。雨だれはブラシで洗っても簡単にはとれませんから、再塗装するタイミングでは汚れがつきにくい低汚染塗料を使用すると良いでしょう。

4-4.「浮き・剥がれ」の劣化症状

劣化がさらに進むと、外壁の塗膜が浮き上がったり剥がれてしまうことがあります。この状態になると、モルタル外壁の防水性はほとんどありません。塗膜が剥がれた箇所から雨水の侵入が避けられないため、すぐにでも補修を行うべきタイミングです。

 

 

 

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