こんにちわ!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、中塗りについてお話しさせて頂きます。
下塗り・中塗り・上塗りの役割
ほとんどの外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて塗装する事が多いです。
まずは下塗り・中塗り・上塗りのそれぞれの役割について解説していきます。
下塗り
外壁の洗浄やコーキングなどが完了してから、はじめに塗装するのが下塗りです。下塗りでは、これから塗装する中塗り・上塗りの塗料を長持ちさせる役割があります。
下塗りで使用する塗料は、完成の色とは全く別の白系統である事が多いです。
中塗り
下塗りが乾燥した後に、お客様が希望された色を使って塗装をする1回目の作業です。
ただし、次におこなう上塗りの塗り忘れなどを防ぐために、わざと完成の色とは少し違った色を使う会社もあります。
上塗り
最後に仕上げで完成の色を使っておこなうのが上塗りです。
中塗りと上塗りで同じ塗料を使って2度塗るのが外壁塗装の基本とされています。
下塗り・中塗り・上塗りの乾燥時間
下塗り・中塗り・上塗りの工程では、必ず塗料が乾いてから次の塗装をおこなわなければなりません。
乾燥に必要な時間は気温や塗料の種類によっても左右されますが、春~秋ならば3~4時間、冬場なら6時間程度置いておくのが普通です。
普通の広さの住宅なら1回の塗装に掛かる時間は1~2時間なので、夏場なら1日の作業で2回塗ることも可能です。
ただし1日に3回(下塗り&中塗り&上塗り)塗装するのは真夏でも無茶です。
また冬場は1日で2回塗ることも難しいので、1日で1回の塗装を進めるようにしましょう。
乾燥が正しくおこなわれないトラブル
塗装の間隔が短い場合
乾燥時間をしっかりと守らなかった場合は、外壁塗装の劣化が早くなってしまいます。
厄介なのは工事完成直後では気づきにくいという点です。
その時には外壁塗装会社の保証も切れている事が多いので、泣き寝入りするしか無くなってしまいます。
乾燥時間が長過ぎる場合
塗料の乾燥時間は長く時間を取れば良いというものでもありません。
ほとんどの塗料では、次の塗料を塗るまでに1週間以上間隔を空けないようにと注意書きがあります。
通常の外壁塗装ではまず1週間も間隔を空ける事はないですが、なるべくなら乾燥後すぐに次の塗装をおこなってもらうようにしましょう!
業者に乾燥時間を守ってもらうには?
外壁塗装の工事をおこなう前に、必ず塗装会社から工程表をもらうようにしましょう。
工程表では下塗り・中塗り・上塗りの実施日が書いてありますが、それぞれの塗装日が1日1回の塗装で3日連続しているのが理想です。
ただし、気温の高い時期なら1日で2回塗る工程になっていても問題ありません!
冬の時期に1日2回の塗装で工程が組まれているなら、1日1回の塗装にできないか交渉してみましょう!
塗装会社によって工程の組み方も違うので、複数の塗装会社の意見を聞いてみるといいですよ!
個人的には中塗りと上塗りで色を少し分けた方が塗り忘れ箇所やムラも少ないので良い印象です。