こんにちわ!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、付帯部塗装についてお話しさせて頂きます。
♦︎付帯部塗装のマメ知識
1 付帯部に塗る塗料は何が良いか?
付帯部とひとくくりにしましたが、主に雨樋、雨戸、シャッターBOX、破風、鼻隠し、水切り等です。
この付帯部にはどんな塗料を塗ったら良いのでしょうか?
まずその付帯部が鉄、塩ビであれば絶対に溶剤を塗るべきです。
鉄に水性はありえません。
次に一液を塗るべきか二液を塗るべきか?
二液の方がおすすめです。
一液シリコン塗るぐらいなら二液ウレタン、一液フッ素塗るなら二液シリコン塗るべきです。
二液フッ素塗るにこしたことはないのですが、そこまで高品質にこだわるのもどうかと思います。
過剰品質ですね。
以上のことから、弊社は弱溶剤の二液シリコンをお勧めします。
2 アルミサッシは塗装できるの?
アルミは塗装できるの?とよく聞かれます。
答えは「塗装できますがお勧めしません」です。
何故かというと、
アルミ自体の耐久年数よりも上に塗る塗膜の方が耐久年数が短いからです。
塗装することにより、20年メンテナンス不要だったのが10年でメンテナンスが必要になってしまいます。
中にはやたら色あせするアルミもありますので、そういった場合は塗装しても良いかもしれません。
付着性はあまりよくないので、きっちり専用プライマーを塗装する必要はあります。
3 基礎巾木に塗装する
外壁には外壁用塗料。
屋根には屋根用塗料。
基礎巾木には基礎巾木用塗料です。
美観の向上だけでなく、住宅の劣化を防ぐことができます。
4 木部に塗る塗料
木部に塗る塗料は大きく分けると表面に膜を造る造膜タイプと、膜を造らず含浸させる含浸タイプがあります。
造膜タイプは一般的なペンキ、ウレタン、シリコン等いろいろあります。
耐久性も様々ですが、含浸させる木材保護塗料に比べると耐久性は優れます。
ただ、木材の伸縮についていけず、剥れや割れが生じやすいです。
いくら10年くらい耐久性のあるシリコンを塗っても割れてしまったら意味がありません。
また、塗りつぶしになりますので木材の質感は失われます。
それに対して含浸タイプは一般的にステイン塗料と言われ、キシラデコールやガードラック等が有名です。
耐久性が短く2~3年毎の定期的なメンテナンスが必要となりますが、剥れや割れが生じにくく、木材の質感もそのまま残ります。
どちらがお勧めかはケースバイケースですが、リフォーム工事でお勧めなのは造膜タイプでも含浸タイプでもなく、半造膜タイプです。
造膜タイプと違い木材の収縮にもついていき、含浸タイプと違い取り切れない汚れを隠してくれます。