おはようございます!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、内装塗装についてお話しさせて頂きます。
♦︎内装・内壁を塗装するメリット・デメリット
内装・室内の壁をリフォームするとき、塗装か壁紙クロスかで悩む方は多いでしょう。壁紙クロスもバリエーションがたくさんありますが、塗料にしか出せない味わいがあったり、DIYで部分補修もしやすかったりという点から、内壁塗装に注目する方が増えています。内壁を塗装するときの注意点や、おすすめの塗料についてご紹介します。
1 内容は塗装か壁紙クロスか
壁紙クロスは、大量生産されているため安価で購入しやすく、高機能な商品も流通していることから主流な内壁材とされてきました。
しかし現在、新築やリノベーションにおいて、内装を塗装する方も増えつつあります。
最近では、おしゃれな色の塗料も人気が出ており、賃貸物件の入居者を増やす対策として内壁塗装を行う人もいるようです。
内壁に塗装するか壁紙を使うかは、汚れがついても気にならないか、今後壁全体をリフォームしたい機会が多くなるかどうかという点を基準にして考えることが大切です。
家の中全体のバランスも考慮したいところです。
例えば、3階建ての家の内、2階の壁だけを塗装して、1階と3階は壁紙を採用したというご家庭もあります。
内壁の塗装を検討したいときには、壁紙クロスと異なる特徴をよく理解してから施工を開始するようにしましょう。
2 内壁塗装のメリット
内壁塗装には、壁紙と比べて以下のような利点があります。
・おしゃれな質感
まず何と言っても、壁紙クロスには出せない素材感が魅力でしょう。
塗装された内壁は、カフェやレストランのように重厚で温かみのある空間を演出してくれます。
・カラーが豊富
ペンキ、オイルといった塗料は、複数のものを混ぜてオリジナルの色を作ることが可能です。
白一つでも、164色ものバリエーションがある製品も販売されています。
・汚れても塗り替えできる
壁紙の場合、一部に汚れや傷ができた場合、全体を貼り直さないときれいに修復することができません。
破損した一枚だけを張り替えたくても、同じ壁紙が製造中止で入手できない場合、左右の壁の色と合わなくなるため、室内全部の壁紙を貼り直すケースは多いです。
塗装仕上げの壁であれば、部分的に直したいとき、周囲の色に合わせて塗るだけでOKなので、大掛かりな作業をする必要がありません。
・廃材が出ない
壁紙クロスの貼り替えの場合、剥がした壁紙を廃材として処分することになりますが、塗り替えの場合はこのようなゴミが出ないため、塗装の方が環境に優しいと言えます。
3 内壁塗装のデメリット
内壁を塗装仕上げにしたい場合は、以下のようなデメリットについて配慮しておきましょう。
・壁紙から塗装にリフォームするときは手間
壁紙クロスを施工してある壁を、塗装仕上げの壁にリフォームしたい場合、基本的には下地から直すことになるため、工事期間がかかります。
壁紙クロスを張り替えるだけであれば、工事は長くかかっても6、7時間程度と見ておけば良いですが、一般的な塗装リフォームは、半日~4日間は必要です。
1日で終わったとしても、完全に乾燥するまでに時間を置かなくてはなりませんから、壁紙のように安易に壁に触れないのも不便な点です。
・施工費が高い傾向がある
上述したような手間があることから、塗装工事は快く引き受けない業者が少なくなく、請け負ってもらえたとしても工事費用が高くなる傾向があります。
また、量産されている壁紙と比較すると、材料費自体もかかりやすいです。
全ての部屋を塗装するとリフォーム費用が高額になってしまうため、リビングや客間のみを塗装する方もいるほどです。
・汚れがつきやすい
壁紙に比べて、塗装した壁の方が汚れが付きやすい点についても注意が必要です。
子供部屋や、油・水がはねやすいキッチンには壁紙の方が向いているかもしれません。
また、玄関や廊下も、物がこすれたときや、手をついたときの跡が残りやすいので注意したいところです。
・塗り替え時の臭いが気になる場合がある
たいていの場合、ペンキなどの塗料は時間が経過すると臭いが薄れていくものですが、塗装を施した直後は独特の臭気に不快感を覚える可能性があります。
窓や玄関を開放して通風性を良くしたり、換気扇を回したりすることで、しっかりと換気することが肝心です。
4 内壁を塗装する際のポイント・注意点
・健康に悪影響のない塗料を選ぶ
内壁を塗装する場合には、塗料選びを慎重に行いましょう。
基本的には、内装の工事には刺激が少ない水性の塗料を使うものですが、業者によっては油性の塗料を使用するところもあります。
油性の場合、水性のものよりも化学物質を多く含んでいる塗料が多く、乾燥時に気化して体の調子が悪くなってしまう危険性があります。
なお、水性の塗料であっても化学物質が一切ないというわけではないため、水性塗料なら何でも良いということでもありません。
・下地もしっかり行う塗装会社に依頼する
さらに、下地処理をしっかり行わないと、塗料は長持ちせず、また下地材によって相性が良い塗料は異なります。
下地の施工からきちんと行い、塗料選びを失敗しないためには、内装の塗装に詳しい業者に依頼することも重要です。