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外壁の剥がれについて 豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティー

こんにちわ!

豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。

今回は、外壁の剥がれについてお話しさせていただきます。

♦︎外壁塗装が剥がれる原因

豊川 外壁塗装 屋根塗装
家の外壁は、降り注ぐ紫外線や雨、風などに365日毎日さらされており、少しずつ経年劣化しています。しかし、外壁に生じる劣化のうち、「剥がれ」に関しては、塗装を行った業者の施工不良などの「経年劣化以外の原因」で発生することが多いため、発生したときは様々な原因を考えなくてはなりません。

剥がれが一度始まった箇所を放置してしまうと、そこから雨水などが外壁内に浸水し、外壁の塗装をどんどん剥がし、剥がれている面積をさらに広げてしまいますので、早期に補修を施しましょう。

 

 

1 外壁の塗装が剥がれると危険な理由

外壁の塗装に生じる、代表的な劣化現象としては、

  • 塗膜の剥がれ
  • 塗膜の膨れ(ふくれ)
  • チョーキング現象(塗料の成分が劣化し、手で触ると粉がつく状態)
  • 表面のクラック(ひび割れ)
  • 藻・カビ・コケが生える
  • 錆がつく
  • 汚れがこびりつく

などがありますが、劣化は経年劣化によって必然的に生じるものもあれば、業者の施工不良が原因で起きてしまうものもあります。

特に、今回ご紹介する「剥がれ」は、「膨れ」と同じくらい施工不良で生じやすい劣化と言われるため、万が一発生したときは、その原因を慎重に見極めなくてはなりません。

1.新築でも美観が悪くなる

塗装が剥がれてしまっている外壁を見たら、大半の人は「外壁が剥がれてぼろぼろで、よっぽど築年数が古い家なんだな」と考えてしまうでしょう。

しかし、剥がれという劣化現象は、塗装が寿命を迎える前に起きてしまうケースも多く、新築からわずか数年経った家で起きる可能性もゼロではないため、せっかくの綺麗な外観が、塗料の劣化で台無しになってしまうのです。

2.塗料が外壁を保護できなくなる

外壁塗装の第一の目的は、塗装の内側にある外壁と、さらにその内部にある建物自体を守ることです。

そのため、塗装が剥がれてしまうと外壁が守られず、外壁材は、屋外の紫外線や雨水、強風や汚れで内部の防水シートまでどんどん劣化し、ひいては、家そのものにまでダメージが及んでしまいます。

このような状態で長い間放置されてしまった家は、しっかりメンテナンスが施された建物よりも早く、耐久性を失ってしまうでしょう。

2 外壁・屋根塗装の剥がれの原因

塗装の剥がれという現象は、塗料が家の外壁にしっかりと密着できておらず、取れてしまった状態です。

この「しっかりと密着しなかった」という状態になる理由は、塗装業者が、塗装前の下地処理を怠ったり、誤った下塗り塗料を選んでしまったりといったように、何らかの必要な手順を省いたために起きる可能性が高いのです。

もちろん、業者の施工がしっかりとしていていても、強すぎる紫外線や雨風といった気候や立地条件によって、耐用年数よりも早く剥がれてしまうこともあります。

しかし、塗り替えから1~3年以内など、塗料の耐用年数よりも早く剥がれが起きてしまったときは、最後に塗装した業者の施工不良も、原因のひとつとして疑わなくてはなりません。

1.その1:下塗り材の選択ミス

外壁塗装で塗料を外壁に塗布するときは、基本的に、下塗り・中塗り・上塗りの三回の重ね塗りが行わわれます。

最初の下塗り作業では、下塗り専用塗料が使われます。

下塗り用の塗料は、美観や保護の役割というよりも、「外壁下地」と、その上に塗る「仕上げ用塗料」の密着力を高めるための、接着剤のような役割です。

次の中塗りと上塗り塗料では同じ塗料が使われることが多いため、中塗りではなく「上塗りを二回」と表現する業者もいます。

上塗り用塗料は、外壁を美しく見せるための「美観」の機能と、紫外線や雨風から外壁の劣化を防ぐための、防水保護の機能を持っています。

つまり、塗装作業の際に最初の下塗り材の選定を誤ると、次の中塗りと上塗り塗料が、外壁にくっつかなくなってしまうのです。

●下地材と外壁材には様々な種類がある

下塗り用塗料は下塗り材とも呼ばれ、シーラー、プライマー、フィラー、サーフェーサーといった様々な種類があり、下地の劣化具合などに応じて適切なものを選ぶ必要があります。

特に、下地の劣化が激しく、上から塗ったものを吸い込んでしまうような状態のときは、吸収性が高い種類を使用してしまうと、外壁に吸い込まれてしまいますので、後から塗った上塗り塗料まで吸い込まれないように、下地材を複数回重ねるなどして厚塗りしなくてはなりません。

そのほかにも、家の外壁材にはモルタル壁、金属系サイディング、樹脂系サイディング、コンクリートなど様々な材質があり、これらの種類に応じた下塗り材を選ばなくてはならず、誤った下塗り材を選ぶと、塗料が施工不良を起こしてしまいます。

●正しい下地材を選んでもらうためには

このように、下地の状態や材質をしっかり調べずに下地材を選択してしまうと、後から塗った塗料がうまく付かずに、塗料の剥がれの原因になってしまいます。

ところが、塗った直後の塗料は一見きれいに塗られているように見えてしまうため、雨風にある程度さらされ、施工完了後から数年経ったころに剥がれが発覚してしまうのです。

下塗り材の選定ミスを防ぐためには、施工する業者から渡された見積もりの中で、下塗り材の塗料名を確認し、今の下地に合ったものかどうかをご自身で調べる方法もひとつの手です。

あるいは、複数社に見積もりを依頼するのであれば、それぞれの業者さんに「下地材は何を使うのですか?」と質問してみると、なぜその下地材を選んだのか説明してくれますので、複数業者の回答内容を比較してみることもできます。

2.その2:下塗り材が適切な量、正しい方法で塗られていない

下塗り材に限らず、外壁塗装用の塗料は、すべて基準塗布量と適切な塗装方法が決められています。

そのうち基準塗布量に関しては、メーカーから仕入れた缶に対し、混ぜる水の量も非常に細かく決められています。

例えば、以下はエスケー化研の「水性ソフトサーフSG」という、サーフェーサーと呼ばれる下塗り材の配合比率です。

水との比率 所要量 塗回数 間隔時間
100:2~8 0.30~1.5kg/㎡ 1~2回 3時間以上
(23℃の場合)

この表によれば、塗料を100としたとき、2~8の水を入れて攪拌し、1㎡あたり0.3~1.5kgを使用し、塗り回数は下地に応じて1~2回まで、次の塗装までに3時間以上間隔を開けるとされています。

このように水との比率や所要量に幅が設けられているのは、現場の状況に応じて変わる塗り方に配慮されてのことですが、その状況を想定した、さらに詳しい塗装方法も以下のように定められています。

用途 塗装器具 所要量 塗回数 水との比率
薄く塗る場合 ウールローラー 0.30~0.6 1〜2 5〜8
マスチックローラー細目 0.5~0.8 1 5〜8
刷毛 0.30~0.8 1~2 5〜8
エアレススプレーガン 0.30~1.0 1 5〜8
リシンガン 0.5~1.0 1 5〜8
厚く塗る場合 マスチックローラー 0.8〜1.5 1〜2 2〜5

上記のように、どの道具を使って塗るかについても、量や塗回数、希釈率が定められている外壁塗装用の塗料は、ホームセンターで誰でも購入できる、DIY用のペンキとは全く異なる、経験者向けの専門部材ということがおわかりいただけるかと思います。

このような使用ルールに加えて、さらに施工現場の気温や湿度、天気などの環境条件も考慮しなければなりませんので、塗装の知識がない素人や、経験の少ない職人には、ここまで細かいルールに対応することは、ほとんど不可能です。

このような厳しいルールを守れない未熟な業者や、施工品質を無視する手抜き業者などに依頼してしまったときに、下塗り不足という施工不良が起きてしまうのです。

●手抜き業者の手抜きは作業全体に及ぶ

手抜き業者は往々にして、適当な目分量で塗料と水(またはシンナー)を混ぜる傾向にあります。

そのため、メーカーが定めた比率で塗料が混ざらず、丈夫な塗膜にならなかったり、塗った場所によってムラができたりして、施工後に剥がれてしまいます。

また、手抜き業者の手抜きは、下塗り材の取り扱いに留まらず、2回塗るべき上塗り材を1回しか塗らない、乾いていない塗料の上から重ね塗りをする、といった具合に、他の作業工程でも見受けられます。

そのほか、高圧洗浄後や露が降りて濡れた外壁に、そのまま塗料を塗ると、外壁表面の水分が塗膜内部に残ってしまい、水分が膨張して塗膜を押し上げる「フクレ」という劣化現象を引き起こし、次第に塗膜も剥がれてしまいます。

そのほか、塗料代をごまかそうとする悪徳業者や、元請け業者から十分な予算をもらえなかった下請け業者などは、水を必要以上に混ぜて、一つの缶でより多くの面積を塗られるように細工を行うことがあります。

3.その3:下地処理不足

塗料をしっかりと密着させるためには、正しい下塗り材を正しく使うことが重要というのは、これまでの解説でおわかりいただけたかと思います。

しかし、その下塗り材がきちんと外壁にくっつくためには、外壁材そのものも、塗料が馴染みやすい状態に整えておく必要があります。

仮に、グレードも価格も高いハイスペックな塗料を使っても、塗面の状態が悪いまま塗装してしまえば施工不良を起こしてしまい、わずか数年で塗り直しとなり、塗装の手間も塗料代も意味がなくなってしまいます。

 

このように、塗料が密着しやすいように下地を整える一連の作業を、「下地処理」と呼び、外壁塗装には欠かせない、重要な工程です。

 

下地処理には、

  • 高圧洗浄(または高圧水洗浄)
  • 補修作業(クラック、爆裂などの補修)
  • ケレン作業(サビや旧塗膜を削り落とす作業)

といった様々な工程があり、工程ごとに、適切な施工方法が決まっています。

●高圧洗浄

外壁は、建物の中でも常に汚れが着く部分です。

風に乗って運ばれ、外壁に付着したホコリや土、排気ガスのほか、日当たりが悪い箇所に繁殖しやすいカビや苔なども、外壁を黒ずんで老朽化したような見た目にしてしまう汚れです。

ホコリやカビ、苔が付着している壁の上からそのまま塗料を塗っても、汚れが付着している部分の外壁には塗料が密着できず、せっかく塗っても施工後すぐに剥がれてしまう可能性があります。

そのため、外壁を塗装するときは、施工面の汚れをしっかり除去しておくことが、塗装の耐用年数を伸ばすためにも必要不可欠なのです。

 

外壁塗装における高圧洗浄は、家庭用の小さな高圧洗浄機ではなく、5~15MPa=50~150kgf/㎠などの強力な水圧を持つ、業務用高圧洗浄機で行う必要があります。

塗装に限らず、建築業界では、洗浄不足にならないような強い圧力を発揮できる高圧洗浄機を用いることが重要と言われています。

高圧洗浄作業では、かなりの水圧で水が噴射されますので、水しぶきが周囲に飛び散らないように、建物の周りに建てた足場に養生シートをかけて行います。

まれに、「足場を設置しなくても安くで塗装できますよ」と宣伝する業者もいますが、足場がなければ、この高圧洗浄時の養生が行えません。

どのような方法で水の飛散を防ぐのか確認することももちろん大事ですが、無駄な事故を防ぐためにも、高所作業の安全性を優先して、足場を設置してくれる業者に依頼することをおすすめします。

 

また、手抜き業者の手抜きは、高圧洗浄作業にも及ぶことがあります。

 

●クラックの補修

クラックと言われる外壁のひび割れも、塗装前には補修しておかなければなりません。

一般的な住宅の場合、建築方法により壁の種類には

  • モルタル壁(塗り壁)
  • サイディング壁
  • コンクリート壁
  • タイル壁

などがありますが、この中でも特に、モルタルやコンクリートの壁はクラックが発生しやすい種類になります。

 

新築から数10年ほど経過した外壁には、多かれ少なかれ、ひび割れの症状が見られる傾向にあります。

この外壁のクラックというものは、建物の構造設計者の設計ミスで起きているわけではなく、地盤の強度や地震の揺れなどで発生してしまうものが多いため、ある意味、経年劣化の症状と呼べなくもありません。

 

ひび割れを見てしまうと、「我が家が危険な状態になっているのでは!?」と、建物の所有者であれば誰しも心配になってしまいますが、大半は経年劣化による表面上の浅いひび割れですので、早急にリフォームをしなければなどと深刻に捉える必要はありません。

近隣の家のクラックや、トンネルやビルなどの丈夫なコンクリート造の公共建造物のひび割れがを見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

このように、建物の耐久性に害を与えないような小さなクラックであれば、緊急性は高くありません。

 

しかし、放置してしまうと、ひび割れているところからだんだんと雨や汚れが入り込むようになり、それが原因で、外壁材まで劣化してしまいます。

特に、ひび割れから水が入り込むと、建物内部で結露が起きて湿気を帯びるようになり、室内のカビの原因にもなり、壁が本来持つ断熱・防水機能も衰えてしまうなど、様々な影響が出てくるため、家の耐久年数は劣るばかりです。

そのため、塗り替えをするときは、必ずひび割れの補修工事を済ませたうえで行うことが大事になってくるのです。

●ケレン作業

項目の冒頭で少し触れた通り、外壁の塗替えでは、下地調整の段階で、いかに塗面の状態を整えておくかが、重要なカギとなります。

その下地調整の中でも「ケレン作業」という工程は、とても重要な意味を持っています。

 

前述の、高圧洗浄では、壁に残っている古い既存塗膜や汚れ、錆びなどを水圧で取り除きますが、ケレン作業では、高圧洗浄でも取り除けなかった古い塗膜などを、専用のブラシやスポンジ、工具などでさらに丁寧に除去していきます。

ケレン作業は建物の劣化状態によってレベルが上下し、新築からあまり年数が経っていないような、状態のいい物件などではサビや古い塗膜の剥がれが見られないため、そこまで入念なケレン作業は要しません。

ただし、一ヵ所でも劣化箇所があれば、建物全体を確認しながら、ケレン作業で補修しておくことが望ましいでしょう。

●その他の下地補修

サイディングボード外壁などの目地に使われている、シーリング(コーキング)という充填剤は、外壁よりも劣化速度が速いため、下地補修と併せて補修が行われることがあります。

シーリング材は、年数が経つにつれ、弾性がなくなって痩せやひび割れなどの劣化が現れますので、打ち替えや打ち増しなどの方法で補修を行っておきます。

 

●下地補修は手抜きが行われやすい

下地調整は、塗装の中でも特に大事な工程であるにもかかわらず、建築業界では、手抜きが行われやすい点がいまだに問題点として指摘され続けています。

下地補修の手抜きを避けるためには、リフォーム工事を契約する前に、塗装業者や建築業者、リフォーム会社などを、業種に関係なく複数社比較検討することが望ましいでしょう。

通常の業者であれば、見積もりは無料で行ってもらえますので、作られた見積書の内容を、十分に比べてみましょう。

 

 

4.その4:そもそも塗料が付きにくい箇所への塗装

外壁塗装用の塗料は、外壁に塗るために作られており、屋根用塗料は屋根用に作られています。

しかし、適切に施工しなければうまく外壁や屋根に密着できず、塗膜に浮きが生じ、塗膜剥離を起こしてしまいます。

 

ところが、塗料の性質に関わらず、正しく塗装してもはすぐに剥がれてしまうような、そもそも塗料が密着しにくい材質も存在します。

例えば、雨樋などに使われている「塩化ビニール」という素材は、つるつるな表面をしていて、そのまま塗装をしても剥がれやすくなってしまいます。

こういったつるつるな素材に塗装をするときは、上の写真のように、紙やすりなどで表面をあえて傷つける、目荒しという作業が行われます。

目荒らしすることによって素材の表面にわずかな凹凸ができ、素材と塗料が密着する面積が増え、よりしっかりと塗料が密着することができるようになります。

 

また、

  • 鉄部(ガルバリウム鋼板、金属系サイディングボード、カラートタン、亜鉛メッキ鋼板、手すりなど)
  • 木部(破風板、軒天、ウッドデッキなど)

などの材質も、基本的に塗料が付きにくい性質です。

仮に、家の外壁も屋根も金属系素材が使われていた場合は、建物全体に目荒しを行わなくてはなりませんので、複数の職人で何日もかけて行う必要がありますが、施工不良による剥がれを防ぐためには必要な作業と考えておきましょう

 

 

 

 

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