おはようございます!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、外壁塗装の下地処理についてお話しさせていただきます。
♦︎外壁塗装の下地処理とは?
外壁塗装とは、外壁に塗られた塗料を塗り替え変えることです。
外壁は常に風雨にさらされているため、約10年前後で寿命を迎えます。
今回はそんな外壁塗装の塗り替えのときに行われる下地処理の重要性や役割についてご紹介しましょう。
外壁塗装は、ただ単に古くなった外壁の上に塗料を塗るだけで終わりではありません。
下地処理を丁寧に行わないと、耐久性にも重大な影響が出るのです。
1.外壁塗装の役割とは?
外壁塗装とは、外壁の上に塗られている塗装のことです。
コンクリート打ちっぱなしなどの住宅でない限り、必ず外壁は何らかの塗料で塗装されているでしょう。
また、一戸建てだけでなくマンションなどの集合住宅も同じです。
外壁塗装は家の印象を大きく左右します。
築年数がたった家でも外壁塗装を塗り替えれば、見違えるでしょう。
さらに、外壁塗装の役割はそれだけではありません。
実は、外壁自体には防水性や断熱性がないのです。
その効果を持った塗料を塗ることで、初めて断熱性や防水性が備わります。
ですから、外壁塗装が劣化すれば、外壁自体が雨風で急速にいたんでしまうでしょう。
そうなると、家自体の寿命も大幅に縮まる可能性があります。
ですから、外壁塗装は定期的に塗り直すことが大切です。
一般的に外壁塗装の寿命は10年~13年といわれています。
しかし、条件によってはもっと短くなることもあるでしょう。
なので、塗り替え後8年を過ぎたら外壁を定期的にチェックし続けてください。
ひびが入っていたり黒カビやコケが発生していたりするようならば、塗り替えが必要です。
2.下地処理とは?
外壁塗装は、単に古くなった外壁の上から塗料を塗って終わり、というわけではありません。
前述したように、外壁は常に風雨にさらされています。
ですから、当然汚れもついていますし、外壁自体もいたんでいる可能性があるのです。
それらを無視して上から塗料を塗ってしまえば、すぐに落剝(らくはく)してしまうでしょう。
つまり、下地処理とは塗料を塗るまでにやっておかなければならない処理の総称です。
この下地処理を丁寧に行っていれば、塗装はより長持ちするでしょう。
次の項で、下地処理の種類をより詳しくご紹介していきます。
3.下地処理の種類や方法とは?
この項では、下地処理の種類や方法をご紹介していきます。
いったいどのような処置を行うのでしょうか?
3-1.高圧洗浄
高圧力の水をかけて外壁の汚れを落とします。
水を高圧で吹きつければ、洗剤を使ったりこすったりしなくても汚れが落ちるのです。
外壁につく汚れはちりやほこり、土以外にも、カビやコケなどがあります。
これらをすべて落とさなければ塗り直しはできません。
3-2.補修
築年数がたった建物は、外壁自体がいたんでいることも珍しくありません。
特に「クラック」といわれるひび割れは、木造モルタルの住宅によく発生するでしょう。
これをシーリング材などで埋めます。また、鉄骨建築では、サビがういていることも珍しくありません。
この場合は、サビを丁寧に落としてサビ止めを塗ります。
どの程度補修や修理が必要なのかは、実際に外壁を見てみなければ分かりません。
しかし、築年数が古い建物ほど修理に時間はかかるでしょう。
3-3.シーリング処理
現在の住宅は、モルタルに代わってサイディングボードを外壁に張りつけることが多いです。
サイディングにはいろいろな種類があるため、現在の一戸建ての外壁は非常にバラエティーに富んでいます。
さて、このサイディングはシーリングという一種の接着剤で壁に張りつけれているのです。
このシーリングが劣化すればサイディングボードも落剝(らくはく)の危険があります。
ですから、シーリング材を補充したり入れ換えたりして、処理を行うのです。
3-4.うき部分をなくす
マンションなどの鉄筋コンクリート製の住宅の場合は、コンクリートの上にモルタルが塗られ、その上に塗装されていることもあります。
このような場合、経年によってモルタルとコンクリートの間に「うき」が出てくることも珍しくありません。
放っておけば、モルタルの部分が落剝(らくはく)してしまうでしょう。
ですから、このうきの部分に接着剤を注入してモルタルとコンクリートをくっつけます。
築年数の建ったアパートやマンションなどで行われることが多いでしょう