こんにちわ!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、窯業系サイティングについてお話しさせて頂きます。
♦︎窯業系サイディングとは?
「窯業系サイディングのメリットが知りたい」窯業系サイディングは、日本で最も多く使用されている外壁材です。現在、外壁材の主流となっている窯業系サイディングですが、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。窯業系サイディングは、コストを抑えられてデザイン性に優れるといったメリットを持つ外壁材です。この記事の目次
1 窯業系サイディングとは?
窯業系サイディングとは、セメントに繊維質を混ぜ、板状に形成した外壁材です。
機能性やデザイン性に優れており、日本で使われるサイディングボードのほとんどが窯業系サイディングです。
また、色やデザインのバリエーションが豊富なため、タイル調やレンガ調などさまざまなデザインに対応できます。
しかし、劣化しやすい素材のため、こまめなメンテナンスや塗装が必要です。
2 窯業系サイディングのメリット・デメリット
国内で多く使用されている窯業系サイディングですが、さまざまなメリットやデメリットがあります。
<メリット>
まず、窯業系サイディングのメリットをご紹介します。
デザインのバリエーションが豊富
窯業系サイディングは、デザインのバリエーションがとても豊富です。
成形性が高く、タイル調や木目調、石柄など好みに合わせて柄が選べるので、理想通りの外壁が手に入ります。
デザインの自由度の高さは、窯業系サイディングにおける最大のメリットです。
初期費用が抑えられる
窯業系サイディングは他の外壁材と比べて初期費用が安いため、導入しやすい外壁材です。
また、サイディングボードを外壁に張り付けていく簡単な施工方法のため、多くの業者が工事をでき、人件費も抑えられます。
窯業系サイディングは、コスト面と機能面の両方を兼ね備えている外壁材なのです。
施工期間が短い
窯業系サイディングのリフォーム期間は、7〜18日程度です。
工場で生産されたサイディングボードをそのまま使用するため、現場での工期が短くなります。
初期費用を抑え、施工期間を短くしたい方にはとてもおすすめの外壁材です。
耐火性に優れている
窯業サイディングは、防火外壁材と呼ばれているほど耐火性に優れた材料です。
建築基準法で定められた試験を合格し、国から不燃材料や純不燃材料としても認められています。
そのため、近隣の住宅で火事になった場合でも、被害を最小限に抑えられます。
<デメリット>
つづいて、窯業系サイディングのデメリットをご紹介します。
メンテナンス頻度が高い
窯業系サイディングは、こまめなメンテナンスや塗装が必要な外壁材です。
一般的な窯業系サイディングであれば、10年に1度の塗り替えをしなければなりません。
メンテナンスせず、長く放置するとひび割れや剥がれなど劣化しやすくなるので、こまめな修繕が大切になります。
また、塗装と同時に5〜10年の頻度で、サイディングボードの隙間や目地を埋める充填剤であるシーリングのメンテナンスも必須です。
このように、サイディングボードは他の外壁材と比べメンテナンス頻度が高く、より手間がかかってしまいます。
熱が蓄積しやすい
窯業系サイディングの原料であるセメントは、熱を吸収しやすい性質を持っているため、室温が高くなりやすいです。
特に夏場は、外壁が熱を持つと室内にまで影響が出るので、エアコンの使用頻度が高くなってしまいます。
しかし、遮熱効果や断熱効果のある塗料を使用すれば室内の温度上昇を防げるので、窯業系サイディングの熱が蓄積しやすい性質は対策が可能です。
素材自体に防水機能がない
窯業系サイディングの素材はセメントのため防水機能がありません。
窯業系サイディングを施工するときは、塗装による防水加工で補う必要があります。
防水性の高い塗料が劣化して剥がれてしまうと雨や水の影響を外壁が直接受けてしまうので、こまめなチェックが必要です。