おはようございます!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、足場設置から撤去までについてお話しさせて頂きます。
♦︎足場設置から塗装と撤去まで。知っておきたい外壁塗装の
〜工事の流れ〜
●外壁塗装の工事の流れ
「外壁塗装って塗料を塗る以外に何をするの?」「どれくらい工期がかかるかわからない」そんなお声を頂戴することがあります。
ここでは、一般的な外壁塗装の工程と、おおよそかかるお日にちについてご紹介いたします。
1 足場の組み立て
外壁塗装の施工は、まず足場の組み立てから入ります。足場を組むことで、2階部分や屋根での作業を、安全に進めることが可能になります。足場の設置は、一般的な戸建てでは半日から1日くらいの作業となります。
作業後は、メッシュシートと呼ばれる塗料の飛散を防ぐシートで家全体を囲います。洗濯物は外に干すことが難しくなりますので、特にお布団などのお洗濯は、塗装工事前に行うことをおススメします。
2 高圧洗浄・ケレン
足場設置後は高圧洗浄で、外壁や屋根の汚れ、古くなった塗膜を取り除きます。業務用のパワフルな高圧洗浄機で一気に仕上げていくため、大きなモーター音が発生します。ご近所には事前に高圧洗浄の日程をお知らせしておくと良いでしょう。外壁・屋根以外にも、可能な範囲で床面などの舗装面も洗浄いたします。
また鉄部に対しては、ケレンと呼ばれるサビ・汚れ落としの作業を行います。高圧洗浄・ケレンにかかる時間も足場と同じく約1日程度かかります。洗浄後は壁面を乾燥させるために、1~2日の期間を置いてから次の工程に移ります。
3 養生
十分な乾燥を行った後には、建物付帯部等の養生を行います。対象となるのは窓や扉、換気フードなどはもちろん、エアコンの室外機やエクステリア、床面、植栽やお車、自転車など、家の近くにあり、塗料が付着する恐れのあるものはすべてビニールシートなどで覆います。
お気に入りの鉢植えや使われる予定の自転車などは、早めに移動するなどの対処も合わせてお願いいたします。養生は、一般的に数時間程度で作業が完了します。
4 下地補修
外壁にクラックと呼ばれる細かいひび割れがある場合は、補修を行います。細かなクラックは、シーラーやフィラーなどの下塗り材を塗ることで、すき間を埋めることが可能です。しかし、幅0.3mm以上の構造クラックの場合は、コーキング材ですき間を補填してから下塗り材を塗布していきます。
また屋根の破損補修、雨どいなどの補修なども必要に応じて実施します。補修作業も一般的には数時間で終了しますが、ご自宅の外壁の状況によって大きく異なります。
5 コーキングの打ち替え
サイディング外壁の建物には、サイディング同士の継ぎ目を埋めるために、コーキングと呼ばれる充填剤が使用されています。コーキングは、高圧洗浄では落とすことはできないため、1本1本丁寧に手作業で剥がしていく必要があります。コーキングをすべて剥がした後は、新しいコーキング材を補填していきます。
コーキングの使用箇所は多く、また手作業となるため、一般的な戸建てで約1日~2日の作業時間が発生します。
6 下塗り
下準備が全て整った段階で、塗装の工程に入ります。
まずは下塗り材と呼ばれる塗料を塗装します。これは外壁や屋根に塗料を付着させるためのものです。壁面の素材と中塗り・上塗りの塗料の組み合わせに応じて、最適な下塗り材を選択します。作業は、塗り漏れが無いか、細心の注意を払いながら行います。塗装後はメーカーの定める塗料ごとの乾燥時間に準じた乾燥期間を設けます。
7 中塗り、上塗り
下塗りを終えると、中塗り、上塗りと呼ばれる2回の塗装を行います。中塗りと上塗りには同じ塗料を使用します。2回の塗装を行うことで、塗料に厚みを出し、機能性を十分に高めるためです。下塗り同様、中塗り、上塗りにも乾燥期間が必要です。下塗りと合わせて工期は2日~3日程度かかります。
また付帯部の塗装がある場合は、適切なタイミングで行います。
8 養生の撤去
養生作業時に設置したマスキングテープやビニールシートなどを取り外します。
9 足場撤去
全ての工事を終えると、最後に足場を撤去します。撤去も設置期間と同じく約半日~1日程度の時間を要します。
10 完了検査
撤去後、完了検査を行い、お客様にも施工の完了確認をいただき終了となります。
スムーズに進んだとしても、外壁塗装は10日前後の時間がかかります。実際には雨などで作業できない期間を考慮し、予備日を設けますので、2週間から3週間程度を見込まれると良いでしょう。工事の流れについてご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください