おはようございます!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、鉄部塗装についてお話しさせていただきます。
♦︎鉄部塗装の知識
一般住宅で鉄部を使用している箇所といえば、ベランダの手すりやトタン屋根が代表的。そうした鉄部の外壁塗装では、モルタルやタイルなどにはない「サビの発生」がつきものです。では、プロの塗装職人は、どのようにしてサビ対策をしているのでしょうか?そこで今回は、実際に外壁塗装の現場で実践している、鉄部塗装の手順やサビ止めの方法のほか、価格相場などもご紹介します。
1 サビが発生する原因と対処方法
鉄部の塗装は、モルタルなどの一般的な外壁材と比べて、耐久性が短いといわれています。そうしたなか、腐食するスピードの速いサビが発生すると、塗装してある鉄部にまで一気に広がるほか、鉄自体の強度も弱めてしまいます。
*外壁塗装におけるサビが発生する原因
通常、鉄部に塗装を施した状態では「塗膜が覆っている」ため、サビは発生しません。ただ、経年劣化や地震などにより、塗装に「ひび割れ」などが生じ、鉄部が剥き出しの状態になると、サビは発生します。その理由は、剥き出しの鉄部に雨が反応するためです。サビというのは、雨や湿気による酸素を含んだ「水分と塩分」が、鉄に触れることで「酸化鉄」になった状態を指します。また、繁殖力のあるサビを発生させてしまうと、横広がりと鉄の細部(下部)の腐食が同時に進行します。そのため、まだ塗装されている鉄部の塗料が剥がれ落ちるだけでなく、放置状態によっては指で押すだけで躯体部分が曲がるケースも珍しくありません。
*サビの対処方法
さて、ここからが本題です。サビに対処すべくプロの塗装職人というのは、主に4つの方法を採用しています。それが、酸を用いた洗浄、サビ止め用の塗料を使用する、ケレン作業を施す、酸素と水を遮断する補助剤を使う、という4つです。
- 酸を用いた洗浄
リン酸を主成分とした「脱サビ剤」などを使うのが、酸の洗浄です。空気より鉄との相性がよいリン酸は、反応後にリン酸塩となって「皮膜」をつくり、赤サビの発生を防ぎやすくします。また、すでに発生している赤サビにも効果がある、といわれています。
- サビ止め用の塗料を使用する
サビ止め用の塗料とは、サビの進行を止めるものではなく、サビを出しにくくするために使用するものです。つまり、防カビ効果を持つ塗料であり、鉄部必須のアイテムといっても過言ではありません。
- ケレン作業を施す
こちらは、すでにサビがある状態で、サンドペーパーやサンダーなどを用いて、サビを研磨して除去する下地処理の一つです。ケレンには4種類ありますが、一般住宅では2~4類型で対応するのが一般的です。
- 酸素と水を遮断する補助剤を使う
ケレンで対応しきれない場合ほか、サビやすい部位で使うのが、こちらの補助剤です。2液型の特殊変性エポキシ樹脂系塗料が主流といわれ、サビを固めることで酸素や水を遮断する効果が期待できます。約4時間と乾燥硬化が早いのも特徴です。
2 鉄部塗装の手順と適した塗料
実際に鉄部塗装をする際は、前述した「サビの対処方法」を用いて、サビを落とす工程からスタートします。ここでは、ケレン作業と代表的なサビ止め塗料について触れながら、鉄部塗装の一連の工程を解説します。
- 劣化塗膜ケレンで除去する(ケレン2種)
サビによる腐食はもちろん、旧塗膜の劣化も同時に取り除くのがケレン2種です。発サビ面積が30%以上と広範囲の場合に対応するケレンで、主に鉄骨構造の建物が対象となります。ディスクサンダーやワイヤーホイールなど、強力な電動工具を使用するため、時間を要するのが特徴です。
- サビをケレンで除去する(ケレン3種)
ケレン2種に比べて発サビ面積が5~30%未満と狭く、大がかりなケレン作業を必要としないのがケレン3種です。主にサンドペーパーやワイヤーブラシなどの手工具を用いて除去し、部分的で軽度なサビをケレンします。
- 塗料の密着性を高めるために研磨する(目粗し)
目粗しは、ケレンの程度が最も軽い状態の「ケレン4種」にあたる工程です。塗料の密着性を高めるのが主な目的で、鉄部の表面に細かな傷を付けることにより、塗料の接触面積を広げます。
- 下塗り
下塗りではサビ止め用の塗料を施すのが一般的で、主に「エポキシ樹脂系」という塗料が使われます。また、噴射式のスプレーガンではなく、刷毛やローラーを用いて塗装します。
- 中塗り&上塗り
中塗りでは下地を保護する塗料を使い、上塗りにも同じ塗料を用います。塗料の種類は色や価格などさまざまですが、耐久性を求めるのであれば「シリコン塗料」「フッ素系塗料」が代表格。
3 鉄部塗装の特徴
*サビ止め塗料の種類と特徴
- 油性系のサビ止め塗料
防サビ性に優れているものの、乾燥に時間を要するのが油性系のサビ止め塗料です。そうした作業効率の問題があるため、現在では使用される機会も減っているようです。
- 合成樹脂系のサビ止め塗料
油性系のサビ止め塗料より防サビ性は劣る反面、乾燥しやすくきれいな仕上がりを期待できるのが合成樹脂系のサビ止め塗料です。「フタル酸樹脂」「エポキシ樹脂」「ウレタン樹脂」といった合成樹脂に、サビ止め顔料が配合されています。
- エポキシ樹脂系のサビ止め塗料
合成樹脂系のサビ止め塗料の中でも、使用頻度が最も高いといわれているのがエポキシ樹脂系のサビ止め塗料です。その特徴は、高い防カビ効果を望めるだけでなく、付着性・防食性・耐久性も兼ね揃えた、オールマイティーなところにあります。
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