こんにちわ!
豊川市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
今回は、防水塗装についてお話しさせていただきます。
♦︎防水工事とは
防水工事は、ベランダの床や屋上といった場所に施工する工事です。
当然、こういった場所には防水工事がもともと施されているのですが、経年劣化であったり、施工不良などで早い時期に雨漏りなどのトラブルが起きることがあります。
例えば多いご相談内容やトラブルはこんなものです。
- ベランダの床がひび割れてしまった
- 天井にシミのようなものが出てきた、水が垂れてきた
- 表面の色が変わってきてしまっている、黒ずんでいる
- 屋上の一部にいつも水たまりができている、なんだかぶよぶよしている部分がある…。
- 排水が詰まっている、雨水がちゃんと流れていかない…。
こういった状況の場合は、できるだけ早く対応をしないと、どんどんと悪化してしまいます。
例えばヒビ割れてしまっているケースは、最悪防水層が切れてしまっているケースも有ります。その場合、そこから下の階に水が染み込む(雨漏り)してしまい、大変です。
1 様々な部分の雨漏り対策にも使えます
例えば、窓枠などが強い雨で湿っている、あるいは一部の外壁がなんとなく湿っている、 防水はベランダや屋上などだけのものではなく、家の中で防水が弱い部分への補修にも使えます。
専門的には「不透水性の膜」というものを、弱いところに新たに作ってあげることで対策するんですね。
建物は、病気と同じで早期発見と早期対策が長持ちと快適さの秘訣です。 雨風を凌ぐという機能は、家の根本中の根本ですよね。
2 施工の丁寧さが長保ちに直結します。
防水工事で検索をするといろいろな情報が見つかって、なかなか判断が難しいという声をよく頂きます。
この辺りが難しいところです。 施工方法はFRPやウレタン、シート防水などいろいろとありますし、それぞれにメリット・デメリットはあります。
ただ、最も重要なのはそれぞれの工法で、きちんと「適切な方法で」「丁寧に」「技術力のある職人が」行なうかどうか、なんです。
防水にとって一番大切なのは下地です。
きちんと傷んでいる部分の下地調整をして古い防水層なども一度取り去り、その上で必要な部分に新たな防水を行う。こうすると長持ちします。 虫歯と同じですね。ちゃんと直してから被せ物をしないと虫歯は内部でどんどん進行してしまいます…。
3 防水の重要性
また、一般住宅などのベランダの防水リフォームで最も一般的なのがウレタン防水です。
ウレタン防水の場合、塗料もただ塗ればいいというものではありません。一定量の厚みをつけて、適正な工法・塗布量がメーカーによって定められています。
それに添って丁寧に施工しなければメーカーが謳う効果も耐久性もでません。
しかし、悲しいかなコストダウンや技術力の関係で、例えばウレタン防水の場合、防水層を2度塗らなければならないところを1度で手を抜いて済ませてしまったりする例があるのです…。特に、下請けや孫請けといった業者が施工する場合は、元請けのマージンの関係で、泣く泣くそうしているケースも少なくありません。
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4 防水工事の種類と相場
それぞれの防水塗装の種類は大きくはこのような違いがあります。
以下では代表的なものをご紹介いたします。
ウレタン防水塗装
ウレタン防水とは、一定の厚みをつけて塗布した材料が固まるとゴム状になる特殊な塗料を用いた防水工事のことです。液状であることから、複雑な形状であっても防水工事が可能になります。
ウレタン防水は比較的安価ですが、耐久年数がシート防水などと比べると低いというデメリットがあります。
しかし、定期的に塗り替えをすることで紫外線による劣化も防げ、長期間耐久性を維持することが可能です。
FRP防水
近年ベランダなどによく用いられるのがFRP防水です。
FRPとは、ガラス繊維強化プラスチックの略称です。耐酸・耐候性にも優れており錆びず、腐ったりすることもありません。
浴槽などを思い浮かべて頂けると想像しやすいかと思います。
塩ビシート防水
シート防水は塩化ビニル樹脂系のシート状の材料1枚で構成された防水層です。屋外での日光による紫外線、熱、オゾンに対し優れた耐久性を持っています。
塩ビシートは素材自体が予めカラフルに着色され高い耐久性があるため、防水層のメンテナンスとして一般的な保護塗装が原則不要になり維持管理費も節約することができます。
下地の種類や状態、使用される用途によって接着工法と機械的固定工法があります